リビング階段は後悔する人が多い?【3つのデメリットと対策方法を解説!】

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  • リビング階段か廊下階段かで迷っている
  • せっかくの注文住宅、間取りで後悔したくない
  • 後悔するポイントと対策が知りたい

 

廊下階段が当たり前だったひと昔前とは異なり、近年はリビング階段が主流となっています。

リビング階段には多くのメリットがありますが、実は目には見えないデメリットも存在するので要注意です。

また目的を達成するための手段としてリビング階段が存在することを忘れてはいけません。

この記事では、リビング階段のデメリットとその対策方法について詳しく解説しています

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読んで頂くと、リビング階段で後悔しない家づくりのポイントがわかります。

 

Contents

  1. 1. リビング階段のデメリット
    1. 1-1. リビングが寒くなりやすい(暖房効率が悪い)
      1. 対策① ドアで閉じれるようにする
      2. 対策② 床暖房を併用する
      3. 対策③ シーリングファンで暖かい空気を1階に戻す
    1. 1-2. 匂いや音が広がりやすい
      1. 対策① ドアで閉じれるようにする
      2. 対策② 第1種換気を選ぶ(顕熱交換式)
    1. 1-3. 来客があるとリビングを経由しづらい
      1. 対策① 階段の位置と動線に配慮した設計してもらう
    2. 2. リビング階段のメリット
      1. 2-1. 子供と顔を合わせる機会が増える
      2. 2-2. リビングが広く明るく感じられる
      3. 2-3. 延床面積を縮小できる
    3. 3. まとめ

1. リビング階段のデメリット

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1-1. リビングが寒くなりやすい(暖房効率が悪い)

リビング階段にして後悔するポイントの一つに、リビングが寒くなりやすいこと挙げられます。

寒くなる理由は、暖かい空気は軽く、冷たい空気は重い性質があるため、暖かい空気はリビング階段から2階へと上昇し、そして2階の窓などで冷やされた空気が下降してくるからです。

そのため暖房効率が悪く、電気代が高くなりやすい傾向があります。

それであれば全館空調にして家全体を均一に近い温度にすれば良いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、結論はあまり変わりません。

根本的に暖かい空気の逃げ道を塞がなければ、2階の廊下ばかりが暖かくなってしまう現象は解決しないからです。

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対策① ドアで閉じれるようにする

暖気の逃げ道をドアで塞ぐことで、問題を解決することができます。

ただし前後に開け閉めする開き戸の場合、毎回の開閉は面倒ですし、閉めた時に階段側からの圧迫感も強い印象です。

そこでおすすめは壁の中に収められる引き込み戸です。

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引き込み戸は普段オープンにしておいて、いざ暖房を利用する際に閉めればいいので使い勝手が良いです。
対策② 床暖房を併用する

根本的な解決策ではありませんが、寒くなりがちな足元を床暖房で暖める方法もあります。

しかし暖かさの反面、イニシャルコストやランニングコストがかかるのでコスパ悪いです。

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対策③ シーリングファンで暖かい空気を1階に戻す

シーリングファンを設置することで、上昇した暖かい空気を1階のリビングに流す効果があります。

実際のところは、そこまで効果が高いものではないので無いよりかはあった方がいい位のレベル感です。

1-2. 匂いや音が広がりやすい

リビングと2階の廊下が直接繋がっているので、匂いが2階に広がりやすいです。

特に焼き魚や焼肉などの料理中は、2階にいても匂いを強く感じることもあるでしょう。

また音も同様で、リビングでの会話やTVの音が2階に響きやすくなります

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匂いや音は個人差もあるので、気にならない方もいますが、敏感な方は廊下階段にした方が無難でしょう。
対策① ドアで閉じれるようにする

寒さ対策と同様に、匂いや音が2階へと広がる場所をドアで閉じることである程度解決します。

問題は常にドアを閉めておく必要があることです。階段を利用する度にドアを開閉するのは面倒なため、結局開けっ放しになっては意味がありません。

対策② 第1種換気を選ぶ(顕熱交換式)

今の住宅は居室に24時間換気の設置が義務付けられています。

換気には第1種、第2種、第3種換気があり、換気のシステムがそれぞれ異なります。

給気 排気
第1種換気 機械換気 機械換気
第2種換気 機械換気 自然換気
第3種換気 自然換気 機械換気

 

この中で最も換気性能が高いのは、給気と排気を機械で行う第1種換気です。

部屋にこもった料理の匂いなどを強制的に排出し、フレッシュな空気を換気ファンで取り込んでくれるため、匂い対策としてはベストです。

しかし、暖かい空気も一緒に排出して外の冷たい空気を取り込むのは暖房効率が良いとは言えません

実は第1種換気には熱交換機能が備わったタイプがあります

熱交換とは、家の中から排気する空気に含まれる熱や湿気(匂い)を取り出し、外部から給気する際にその熱や湿気(匂い)を新しい空気に戻すことです。

 

熱交換には以下の2種類があり、特徴が異なります。

全熱交換式 熱交換の際に、熱と湿気(匂い)も交換する
顕熱交換式 熱交換の際に、熱のみ交換する

 

メリット デメリット
全熱交換式
  • 熱のロスが少ない
  • 室内の湿度が安定する
  • 湿気に含まれる匂いまで取り込む
顕熱交換式
  • 熱のロスが少ない
  • 室内が乾燥しやすい

 

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匂い対策のことだけを考えると、第1種換気の顕熱交換式を選ぶべきですが、室内が乾燥しやすいことが難点といえます。

1-3. 来客があるとリビングを経由しづらい

必ずリビングを経由して2階へ上がるため、来客があった際に1階に用事があると嫌でも顔を合わせなければなりません

来客者へおもてなしをする本人は良いとしても、その家族は極力顔を合わせたくない状況も考えられます。

また来客中に家族が頻繁にリビングに降りてきては、来客者も落ち着かないでしょう。

頻度としてはそれ程高くないかもしれませんが、気になる方はリビング階段の位置と動線には気をつけるべきです。

対策① 階段の位置と動線に配慮した設計してもらう

もし来客とバッティングするのが気になるようであれば、階段の位置や動線に配慮した設計にしてもらうことです。

リビングから見えないようにキッチンの方に階段を配置したり、裏動線から廊下に回れるような設計にすれば解決できます

ただし敷地の大きさや形状などによっては難しい場合もあるので、設計士に相談してみましょう。

2. リビング階段のメリット

ここまでリビング階段のデメリットとその対策ポイントを解説致しましたが、当然メリットもあります。

家づくりで大切なことは、デメリットとメリットを把握した上で、自分たちがしたいライフスタイルをイメージして決めることです。

あくまでリビング階段は目的を達成するための手段でしかありません

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2-1. 子供と顔を合わせる機会が増える

リビング階段を希望する理由に、子供とのコミュニケーションを取るためと答える方は多いです。

やはり廊下階段になると、子共が帰宅しても一度も顔を合わせることなく生活することも可能なので親心としては不安でしょう。

もちろん子供は思春期にでもなれば、自然と会話を避けるようになるかもしれません。

しかし表情を見ただけでも「元気がなさそう」「何かに悩んでそう」「いじめられてないか?」などある程度読み取ることができます。

2-2. リビングが広く明るく感じられる

リビング階段は、吹き抜けのように天井が開放的になるので部屋が広く感じられる効果があります。

また階段の高い位置に窓を設けることで、明るさを確保することができます

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明るく開放的な間取りにしたいけど吹き抜けを設けるスペースがない場合などに有効です。

2-3. 延床面積を縮小できる

廊下に階段を設ける場合、階段のために廊下のスペースが必要です。

しかしリビング階段であれば、廊下のスペースを削減できるのでコンパクトな間取りにできます。

また上下階合わせて2畳(1坪)縮小できれば数十万円コストダウンも可能です。

3. まとめ

以上、リビング階段の3つのデメリットとその対策方法について詳しく解説しました。

  • リビングが寒くなりやすい(暖房効率が悪い)
  • 匂いや音が広がりやすい
  • 来客があるとリビングを経由しづらい

 

解説した3つのデメリットは、対策をすることで十分解消することができます

しかしそれよりも大切なことは、自分たちがしたいライフスタイルをイメージして家づくりをすることです。

あくまでリビング階段は、目的を達成するための手段でしかないことを忘れないようにしましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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