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タンクレストイレには手洗い器が付いていないため、独立した手洗い器が必要です。コストもかかるので一体型のタンク有りトイレを選ぶか、洗面所と兼用しようかと悩んでいる方もいると思います。
毎日使うものだから、絶対に後悔したくない…。
そこでこの記事では、タンクレストイレに手洗い器を設置するメリットとデメリットについて解説しています。
Contents |
タンクレストイレに手洗い器を設置するメリット
すぐに手を洗える
トイレで用を足したら、すぐに手を洗うのが習慣となっている方がほとんどだと思います。しかしもしトイレに手洗い器がなければ、洗面所まで行かなければならないため面倒です。
そのため手洗い器が一体型となっているタンク有りトイレとは異なり、タンクレストイレの場合は手洗い器を別に用意する必要があります。
手洗い器の下を収納として利用できる
トイレには替えのトイレットペーパーやお掃除道具、女性用品など収納するものは意外と多いです。しかしトイレは狭く十分に収納を確保できないこともあるため、工夫して収納計画を立てる必要があります。
たとえば手洗い器一体型収納のように手洗い器の下を収納として利用すると便利です。
子供や高齢者でも手が届きやすい
タンク有りトイレはタンクの上に手洗い器が付いているため、小さい子供だと手が届きません。その点独立した手洗い器は、カウンターの高さが750mmほどなので、低学年の子供でも十分手が届きます。
小さいうちから手洗いの習慣をつけさせる意味でも、手洗い器を設置するメリットはあると言えるでしょう。
おしゃれな印象に
最近はタンクレストイレが主流でトイレ自体がスマートなため、おしゃれな手洗い器を設置することでホテルライクな印象になります。
またメーカー品から市販品まで種類が豊富にあるので、インテリアに合わせて好みのデザインを選ぶことも可能です。
トイレは来客があった際に目につきやすいポイントなので、こだわることをおすすめします。
タンクレストイレはやめたほうがいい?【メリットとデメリット、後悔しない選び方を解説】
タンクレストイレに手洗い器を設置するデメリット
手洗い器のスペースが必要
タンクレストイレの場合、トイレの正面か側面のスペースに手洗い器を設ける必要があります。
コンパクトなタイプであればそれほど広さに影響はありませんが、カウンタータイプや大きめの手洗いボウルを選ぶのであれば1畳では狭いです。
水はねするので掃除の手間が増える
手洗いボウルが小さいと省スペースな反面、壁や床に水はねします。結果的にシミになったり、汚れが付着したりするため掃除を小まめにしなければなりません。
また手も洗いづらいため、サッと濡らす程度の使い方になります。
デザイン性も重要ですが、使い勝手の良さも考えて選ぶと良いでしょう。
コストがかかる
手洗い器は給排水工事で3万円、手洗い器本体で5〜15万円ほどの金額がかかります。タンクレストイレは手洗い器付きのタンク有りトイレと比べ、ただでさえ10万円ほど高い買い物です。
この価格差はデメリットと言えますが、デザインや機能面のメリットが上回るのであれば選ぶべきでしょう。
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手洗い器を設置する時の注意点
手洗い器のサイズ選び
手洗い器が小さかったり、深さが浅いと水はねしやすいのでサイズ選びは十分検討しましょう。
収納を考慮して一体型も検討する
トイレは収納が足りなくなりやすいので、手洗い器下を収納として利用したりして工夫して収納計画を立てるようにしましょう。
まとめ
以上、タンクレストイレに手洗い器を設置するメリットとデメリットについて解説致しました。
手洗い器はあった方が使い勝手は良いですが、デメリットを理解して後悔のない計画を立てましょう。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。