タンクレストイレはやめたほうがいい?【メリットとデメリット、後悔しない選び方を解説】

タンクレストイレの画像

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  • トイレ選びで迷っている
  • タンクレストイレとタンク有りトイレとは何が違うの?
  • タンクレストイレが向いていないタイプは?

 

住宅設備の打ち合わせが始まると、どんなトイレを選ぶべきか迷う方は多いでしょう。洋式トイレにはタンクレスとタンク有りのタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。

しかしその特徴を理解せずにトイレを決めてしまうと後悔することになりかねません

そこでこの記事では、タンクレストイレのメリット・デメリット、選ぶ際に確認しておくべきポイントについて詳しく解説しています

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読んで頂くと、自分たちに合ったトイレ選びができるようになります。

Contents

  1. タンクレストイレとは?
  2. タンクレストイレのメリット5選
    1. デザインがスタイリッシュ
    2. 省スペース
    3. 節水効果が高い
    4. お手入れがしやすい
    5. 便利な機能付き
  3. タンクレストイレのデメリット5選
    1. 価格が高い
    2. 停電時に水が流せない
    3. ウォシュレットだけの交換ができない
    4. 手洗い器が別途必要
    5. 水圧が低いと設置できないことも
  4. 後悔しない、選ぶ際に確認すべきポイント
    1. 2階はタンク有りトイレを選ぶ
    2. 故障のリスクを理解する
    3. 水圧は問題ないか確認する
  5. まとめ

タンクレストイレとは?

タンクレストイレとは、便器の後ろ側に貯水タンクが無いタイプのトイレのことです。貯水タンクが無いため、水道からの水圧で直接排水する仕組みとなっています。

また便器と便座が一体型となっており、見た目がスッキリしているのも特徴の一つです。

タンクレストイレのメリット5選

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デザインがスタイリッシュ

貯水タンクが無く、便器と便座が一体型となっているためスタイリッシュなデザインが印象的です。

タンク有りタイプはどこか古臭さを感じてしまうため、せっかく新築を建てるのであればトイレもおしゃれにしたいと考える方は多いのではないでしょうか。

省スペース

一般的なタンク有りトイレの奥行きは790mmほどです。一方タンクレストイレの場合は奥行きは650mmほどなので140mmも余裕があります

トイレのような狭い空間での140mmの差は大きく、またタンクが無い分圧迫感も感じません。一畳もあればゆったりとしたスペースに感じられるでしょう。

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人によってはゆったりし過ぎて間延びしているような印象を感じることもあるので、間取り応じてトイレのスペースを少し削り、廊下側を広くするのもありです。

節水効果が高い

タンク有りトイレの場合、一度に流す水の量は約13リットルですが、タンクレストイレであれば3分の1程度の約4リットルで済みます

これは一般的な4人家族を想定すると、年間で10,000〜15,000円程の節水効果が期待できます

また東京都水道局の平成27年度一般家庭水使用目的別実態調査によると、家庭で使われる水量の21%がトイレとなっており、40%の風呂に次いで高い割合です。

家庭で使う水量の4分の1がトイレであるとなると、節水効果が高いトイレを選ぶ価値はあるのではないでしょうか。

ちなみに平成18年度の同実態調査の際は、トイレの使用水量は28%でした。約10年の間で7%も下がった理由として、トイレの節水能力の向上によよるものではないかと考察できます。

お手入れがしやすい

トイレ掃除は数ある家事の中でも特に億劫に感じている方は多いのではないでしょうか。匂いの原因にもなるため、定期的な掃除は避けられません。せめて掃除がしやすいトイレであればと願う方もいると思います。

その点タンクレストイレは流線形なデザインで継ぎ目やフチをなくしているので、サッと拭きやすいのが特徴です。また電動お掃除リフトアップ機能を搭載したトイレもあるので、手が届きにくい便器のすき間汚れも楽に拭き取れます。

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是非一度ショールームに足を運んで体感してみましょう。

便利な機能付き

メーカーや商品によっても異なりますが、タンクレストイレには様々な機能を備えたものがあります。以下は代表的なメーカー商品の機能一覧です。

リクシル TOTO パナソニック
サティス ネオレスト アラウーノ
  • 泡クッション
  • パワーストリーム洗浄
  • プラズマクラスター除菌
  • オートパワー脱臭
  • ノズル除菌
  • フルオート便座
  • フルオート洗浄
  • プラズマクラスター除菌
  • きれい除菌水
  • トルネード洗浄
  • お掃除ミスト
  • オートパワー脱臭
  • ノズルセルフクリーニング
  • オート開閉
  • 激落ちバブル
  • 泡クッション
  • パワフル水流
  • オゾンウォーター
  • 便ふたオート開閉
  • オート洗浄
  • オート脱臭

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タンクレストイレのデメリット5選

デメリットを表す画像

価格が高い

タンクレストイレは多機能であることから、タンク有りトイレと比べ価格が高い傾向にあります。商品にもよりますが、10万円以上の価格差は出てくるでしょう。

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節水効果が高いので、月々の水道料金は安くなります。

停電時に水が流せない

基本的にタンクレストイレは電気の力を利用して水を流します。そのため停電時には通常通り水を流すことはできません

しかし緊急用に備えられたレバーを引くことで都度排水することができます。排水後も便器内に水を溜めることも可能ですが、商品によってはバケツなどで直接水を溜めなければならないタイプもあるので事前に確認しておきましょう。

ウォシュレットだけの交換ができない

タンクレストイレは便座とウォシュレットが一体型の設計となっているため、万が一ウォシュレットが故障した場合には基本的に個別交換することはできません

そたためトイレ自体を丸ごと交換する必要があるため、コストもかかります

ちなみにタンク有りトイレはウォシュレットが独立しているため交換が可能です。

手洗い器が別途必要

手洗い器一体型のタンク有りトイレとは異なり、タンクレストイレには手洗い器が無いため別途用意する必要があります。給排水工事も含めると最低でも8万円程の予算アップは覚悟しておきましょう。

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間取りによっては、玄関手洗い器や洗面室と兼用するのもありです。

水圧が低いと設置できないことも

水道からの水圧で排水するタンクレストイレは、水道管の水圧が低いエリアの場合、設置ができないことがあります。また水圧が弱いと詰まりの原因となるので要注意です。

後悔しない、選ぶ際に確認すべきポイント

ポイントの画像

注文住宅のトイレ選びで悩んでいる方は、タンクレストイレとタンク有りトイレの違い、それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解して決めることが大切です。

そしてもしタンクレストイレを選ぶのであれば、3つのポイントにも注意しましょう。

2階はタンク有りトイレを選ぶ

最近の住宅は、1階と2階それぞれにトイレを設置することが一般的となっています。そして1階にはメイン使いとなるタンクレストイレを設置する場合が多いです。

その場合2階に設置するトイレは、タンク有りを選ぶようにしましょう。1階とはタイプの違うタンク有りトイレを選んでおくと万が一の停電時や故障時のリスクの際に安心だからです。

基本的に家族以外の方が使う機会はほぼなく、仕様頻度も少ないと思うので2階のトイレにそこまでコストをかける必要性は低いでしょう。

故障のリスクを理解する

万が一ウォシュレットが壊れたり、故障したりした場合はトイレ自体を全て新しいものに交換しなければなりません。タンク有りトイレとは異なり、部分的に交換ができないからです。

1〜2年での故障であれば住宅メーカーの保証が適用されますが、それ以降は有償となります。短期間での故障の可能性は低いですが、決して安い商品ではないためリスクを理解しておきましょう。

水圧は問題ないか確認する

タンクレストイレは水道からの水圧で排水するため、そのエリアの水圧が低いと利用できない場合があります。

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必ず住宅メーカーを通して水道業者に確認してもらうようにしましょう。

まとめ

以上、タンクレストイレのメリット・デメリット、選ぶ際に確認しておくべきポイントについて解説致しました。

人気のタンクレストイレですが、特徴を理解しておかないと後悔することになりかねません。

これから注文住宅でトイレ選びをする方の参考になれば嬉しく思います。最後までご覧頂きありがとうございました。

 

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