シューズクロークのメリットとデメリットとは?【計画の際は収納量と動線に要注意!】

シューズクロークの画像

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  • シューズクロークを導入しようか迷っている
  • 来客が多いので、スッキリとした玄関にしたい
  • シューズクロークはどんな点に気をつければいい?

 

シューズクロークは流行りの収納なので憧れを抱いている方も多いでしょう。しかし収納計画や動線計画をしっかり立てないと、使い勝手が悪くなってしまう場合があるので注意が必要です。

この記事では、シューズクロークのメリットとデメリットについて詳しく解説しています

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読んで頂くと、どんなポイントに注意してシューズクロークを計画すればいいかがわかります。

Contents

  1. シューズクロークとは?
    1. シューズクロークの特徴
    2. ウォークスルーシューズクローク
    3. ウォークインシューズクローク
  2. シューズクロークのメリット
    1. 大きな荷物などを収納できる
    2. 玄関をスッキリ見せることができる
    3. 収納を兼ねた趣味の空間として利用できる
    4. 生活動線をコンパクトにできる
  3. シューズクロークのデメリット
    1. 玄関に広さが必要
    2. しっかり計画しないと動線が遠回りになってしまう
    3. 荷物が増えすぎるとウォークスルーできなくなる
    4. 収納がオープンなので湿気や匂い対策が必要
  4. こんな人におすすめ
  5. シューズクロークのポイント
  6. まとめ

シューズクロークとは?

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シューズクロークの特徴

シューズクロークとは、靴以外にも大きな荷物を収納できるのが特徴です。以下のウォークインとウォークスルーの2つのタイプに分類され、同じ玄関収納でもそれぞれ使い方や間取りの動線が異なります

人によってはシューズクロークがなくても下足収納で事足りることもあるので、自分たちにあったタイプの収納を選ぶと良いでしょう。

ウォークスルーシューズクローク

通り抜けできる玄関収納のことです。メインの靴脱ぎ場とは別に、収納側からもホールへ出入りすることができます

収納側が多少散らかっていてもメインの靴脱ぎ場はスッキリと見せることができるので、忙しい共働き世帯に人気の収納(間取り)です。

ウォークインシューズクローク

通り抜けができない玄関収納のことで、土間側からクローク内に出入りするのが一般的です。出入り口に扉を設けるかオープンにするかは、どんな使い方をするかを考えて決めると良いでしょう。

シューズクロークのメリット

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大きな荷物などを収納できる

ベビーカーやゴルフバック、趣味用品など、毎日使うわけではないけど、かといって外の物置にしまうのも面倒なものは誰でもあると思います。高額なものは管理場所や盗難の心配もあるでしょう。

シューズクロークはそのような荷物を収納するのにピッタリです。床は土間になっているので、多少汚れていても問題はありません

玄関をスッキリ見せることができる

靴が散乱しててみっともない」「土間の一部が物置き場になっている」など玄関は意識しないとすぐに散らかってしまいます。

シューズクロークがあれば、玄関には最低限の靴だけ置いて、他の荷物はシューズクロークに収納しておけるので、玄関をスッキリと見せることができます。急な来客があった際でもサッと荷物を隠せるので、普段忙しくて整理整頓ができない方でも安心です。

さらにインテリアにこだわれば、生活感のないスマートな印象な玄関にすることもできます。

玄関をおしゃれに見せるインテリアのコツ5選【ホテルライクにしたい方必見!】

 

収納を兼ねた趣味の空間として利用できる

日曜大工やアウトドアが趣味の方であれば、シューズインクロークを収納を兼ねたちょっとした趣味の空間として利用することもできます2〜3畳ほどの広さは最低限必要ですが、道具のメンテナンスをしたり、何かを製作したりする場所に憧れを抱く方もいるでしょう。

またロードバイクやサーフィンボードなどを壁にディスプレイしてもかっこいいです。

生活動線をコンパクトにできる

ウォークインシューズクロークの場合、収納スペースに上着掛けや手洗い場を設けることで、帰宅後のルーティーンを玄関で完結することができます

部屋にコートをしまいに行ったり、手を洗うために洗面所まで行く手間が省けるので時短が可能です。

シューズクロークのデメリット

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玄関に広さが必要

ウォークインクローゼットなら3.5畳以上、ウォークインクローゼットであれば4.5畳以上の広さは最低限必要です。収納を充実させるためには、さらに広さが必要になります。

そのため他の部屋を狭くするか、広さを確保するための予算が必要です。

収納は家のサイズとのバランスが重要なので、こだわる部分とそうではない部分とを決めて計画しましょう。

玄関のおすすめの広さは何畳?【坪数ごとの理想のサイズと収納タイプを解説】

 

しっかり計画しないと動線が遠回りになってしまう

特にウォークスルータイプの場合、動線を考えておかないと非効率な間取りになることがあります。

たとえば玄関からリビングに向かう際に、ウォークスルー側の出入り口が迂回するような間取りだと煩わしいと感じる場合があります。

このようなことにならないためには、実生活をイメージして間取りを計画することが大切です。また似たような間取りを見学して、シミュレーションしておくと良いでしょう。

荷物が増えすぎるとウォークスルーできなくなる

ベビーカーやゴルフバッグ、ロードバイクなど、人にもよりますが玄関に収納するものは意外と多いです。ウォークインシューズクロークは大きな荷物も収納できますが、人が通り抜けできるスペースも確保しておかなければなりません

そのため何をどこに、どれくらい収納するかをしっかり計画しておくべきです。

しかし生活していくうちに荷物が増えてしまい、「気づいたらウォークスルーできなくなっていた」という声を聞くこともあります。

ウォークインタイプにしておけば良かったと後悔しないためにも、ウォークスルーが本当に必要かを十分検討すると良いでしょう。

収納がオープンなので湿気や匂い対策が必要

シューズクロークに設ける下足収納棚は、基本的にオープンにすることが一般的です。そのため靴の匂いが気になることがあります。また梅雨時期や夏場は湿気対策も必要です。

消臭効果のあるクロスにしたり、除湿材を置いただけでは効果は薄いため、換気扇を設置することをおすすめします。

こんな人におすすめ

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シューズクロークは動線や収納計画をしっかり立てれば、使い勝手の良い収納といえます。特に以下のタイプの方におすすめなので、是非検討してみると良いでしょう。

  • 大きな荷物やアウトドア用品がある人
  • 来客が多いため、玄関をスッキリ見せたい方
  • 玄関収納にかける予算がある方

 

逆に家族人数が少ない方や大きな荷物がない方にとっては、必要性は低いかもしれません。

シューズクロークのポイント

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シューズクロークを導入する上で、以下の3つのポイントは重要です。後悔しないためにも営業マンや設計士と入念に打ち合わせをしておきましょう。

  • 動線をしっかり計画する
  • 何をどこに、どれくらいしまうかを決めておく
  • 匂いと湿気対策のため、換気扇を設ける

まとめ

以上、シューズクロークのメリットとデメリットについて解説させて頂きました。

メリット デメリット
  • 大きな荷物などを収納できる
  • 玄関をスッキリ見せることができる
  • 収納を兼ねた趣味の空間として利用できる
  • 生活動線をコンパクトにできる
  • 玄関に広さが必要
  • しっかり計画しないと動線が遠回りになってしまう
  • 荷物が増えすぎると、ウォークスルーできなくなる
  • 収納がオープンなので匂いや湿気対策が必要

 

この記事を読んで頂いた方が後悔のない玄関収納を実現して頂ければ幸いです。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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