角地とは?メリットとデメリットを知って後悔しない家づくりをしよう!

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  • 角地の物件を購入しようか検討している
  • 角地で注意するポイントは?
  • 角地緩和について詳しく知りたい

 

一般的に角地の住宅は条件が良いと言われています。

もちろんその通りでメリットも多いですが、実は住んでみないと気づかないデメリットも存在します。特徴を理解せずに角地を購入してしまうと後から「こんなはずじゃなかったと」と後悔することになりかねません

この記事では、角地のメリットとデメリットについて詳しく解説しています

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読んで頂くと、角地に注文住宅を建てる際に気をつけるポイントや角地の戸建てを購入する際にチェックするポイントがわかります。

Contents

    1. 角地とは?
    2. 角地のメリット
      1. 角地緩和で土地を広く利用できる
      2. 日当たり・風通しが良い
      3. 設計の自由度が高い
      4. 資産価値が高い
    3. 角地のデメリット
      1. 土地価格が高い
      2. 外構費が高くなることも
      3. 西道路だと日差しが強い
      4. 交通量が多いと騒音や排気ガスが気になる
      5. 建物の高さ制限を受ける可能性がある
    4. 角地で注意するべきポイント
      1. 方位によって特徴は変わる
      2. 外構計画と予算取りはしっかりと!
      3. 玄関位置やアプローチに要注意!
    5. まとめ

角地とは?

角地とは、2方向の道路に接する角の土地のことをいいます。交差点やT字路の角に位置し、土地の正面や側面が道路に接していることが特徴です。

なお、交差点やT字路ではなくL字の角に位置する土地に関しては準角地と呼びます。

角地のメリット

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角地緩和で土地を広く利用できる

角地緩和とは、街区の角地又はこれに準ずる敷地で特定行政庁が指定するものの場合、建ぺい率の上限が緩和されることをいいます。建築基準法で規定されており、角地緩和の条件に該当する場合建ぺい率の割合が10%加算されることになります。

つまり角地の場合、建物を建てられる面積を増やすことが可能ということです。

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建物をできるだけ大きく建てたいと考えている方にとってはメリットといえるでしょう。

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日当たり・風通しが良い

角地は、2方向に開けているため障害物となる建物が近くにない場合が多く、日当たりが良い傾向にあります。日当たりの良さは、土地を選ぶ際に重要なポイントの一つです。

また風通しも良いため、自然の風を取り入れられるような間取りにすることで、エアコンだけに頼らない涼しい家を実現することも可能でしょう。

設計の自由度が高い

基本的に間取りは、道路付けの方位によってベースがある程度決まります。理由は道路付けの方位で駐車場の位置が決まり、玄関までの動線を考えるからです。またリビングは日当たりの良い場所に配置するのがセオリーです。

2方向に囲まれているということは、どちらの方位の道路をベースにするかを選択でき、それによって動線やリビングの配置なども変わるため設計の自由度が高いといえます。

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資産価値が高い

角地の土地は資産価値が高い傾向にあります。そのため将来売却をする際も角地ではない土地と比べ高く売れる可能性が高いです。

一般的に建物の価値は年数とともに下がりますが、土地の価値は極端に変わるものではありません。

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ただし角地といっても、南道路に接している土地と北道路に接している土地とでは価値は異なります。

角地のデメリット

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土地価格が高い

たとえば同じ分譲地内で角地とそうでない土地とを比較した場合、角地の方が高い傾向にあります。高い理由は上記で解説した「角地のメリット」の内容の通りです。

土地を購入する方は注文住宅を建てるということだと思うので、角地を購入する場合は建物も含めたトータルの金額で検討するようにしましょう。

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毎年支払う固定資産税や都市計画税なども高くなることも覚えておくべきです。

外構費が高くなることも

プライバシーの問題から、目隠しフェンスや植栽を設けて道路からの視線を遮らなければならない状況もあります。

特にフェンスは設置する範囲によっては、高額になることもあります。土地や建物にコストをかけすぎて、外構に手が回らないといったことのないように資金計画に外構費も組み込んでおくことを忘れてはいけません。

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西道路だと日差しが強い

角地の一方が西道路に面している場合は、想像以上に西日が強いので窓の位置やサイズには注意しましょう。特に西側にリビングを設ける場合は窓から西日の強い日差しが入ることで、室内が眩しかったり、エアコンの効きが悪かったりします。

設計の前段階で必ず現地を訪れ、西日の状況を確認することをおすすめします。

交通量が多いと騒音や排気ガスが気になる

2方向の道路に面しているということは、それだけ交通量が増えるということです。交通量が多いと車のエンジン音や排気ガスなどによる影響が考えられます。

たとえば、車の騒音をストレスに感じたり、排気ガスによって外壁が汚れやすくなったりするなどです。

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土地を購入する際は、事前に交通量などをチェックするようにしましょう。

建物の高さ制限を受ける可能性がある

建築基準法で定める斜線制限の一つに「道路斜線制限」と呼ばれるものがあります。「道路斜線制限」とは、道路の日照や採光、通風に支障をきたさないように、また周辺に圧迫感を与えないように、建築物の高さを規制したルールのことをいいます。

「道路斜線制限」が該当すると、適用から逃れるために建物や屋根の形がいびつになり、余計なコストが発生したり、外観が不自然な方になったりすることがあります。

一般の方が道路斜線制限を判断することは難しいので、設計士に相談すると良いでしょう。

建ぺい率や容積率は建物の面積を制限するためのもの【計算方法や特例条件等を解説】

角地で注意するべきポイント

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方位によって特徴は変わる

角地といってもどの方位の道路に接しているかによって特徴は変わります。たとえば北東や北西に位置する土地の場合、南東や南西に比べ日当たりは劣ります。また資産価値も多少落ちるでしょう。

外構計画と予算取りはしっかりと!

2方向道路に接しているため、角地以外の土地と比べ外構費用がかかりやすいのが特徴です。オープン外構にすることも可能ですが、プライバシーの問題も。

かといって目隠しフェンスで覆ってしまうと角地のメリットが半減したり、セキュリティ面でも気になります。注文住宅では間取りにばかり気を取られ、外構計画が後回しにしがちなのでしっかりと計画しておくべきです。

また予算の面でも、建物に予算をかけすぎてしまうと外構費用に手が回らなくなるので予算取りも重要です。

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玄関位置やアプローチに要注意!

特に小さい子供がいる家庭の場合、玄関の位置やアプローチには十分配慮して計画するようにしましょう。

なぜかというと玄関開けてすぐ道路に出られるアプローチだと、急な飛び出しによる車事故が考えられるからです。

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対策としては、玄関と道路の間に塀や門扉などの障害物を置いたり、アプローチをL字にしたりしてワンクッションおくなどの方法があります。

まとめ

以上、角地のメリットとデメリット、注意するポイントについて解説致しました。

メリット デメリット
  • 角地緩和で土地を広く利用できる
  • 日当たり・風通しが良い
  • 設計の自由度が高い
  • 資産価値が高い
  • 土地価格が高い
  • 外構費が高くなることも
  • 騒音や排気ガスが気になる
  • 西道路だと日差しが強い
  • 建物の高さ制限を受ける可能性がある

 

角地で注意するポイント
  • 方位によって特徴は変わる
  • 外構計画と予算取りはしっかりと!
  • 玄関位置やアプローチに要注意!

 

この記事を読んで頂き、少しでも参考になったと思って頂けたら嬉しく思います。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

 

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