注文住宅で失敗しない為のポイント15選【具体例と対策を解説!】

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  • 注文住宅の間取りが良いか悪いか判断基準がわからない
  • 今提案を受けている間取りや資金計画で後悔しないか悩んでいる
  • 営業マンの話を信用していいかわからない

 

住宅メーカーとの打ち合わせが始めると、上記のような悩みを抱く人は多いと思います。見慣れない図面や専門用語も多く、また家づくりのポイントがわからないため当然です

最終的には数社から受けた提案の中から、なんとなくいいと思った会社に決めることになります。実際に営業マンと出会ってから1ヶ月以内に契約することも珍しいことではありません。

短期間で多くのことを決めなければならない為、なんとなく決めてしまうとその注文住宅は失敗する可能性が高いです。

この記事では注文住宅で失敗しがちな具体例とその対策を解説しています

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読んで頂くと「高い割に建売住宅のような間取りになったり」「住宅メーカーに搾取されて気付かずに損をする」ことを防げます。

 

Contents

  1. 1. 注文住宅で失敗しない為のポイント【間取り編】
    1. 土地の特性を活かした間取りになっているか
    2. 間取り・外観・外構がセットで考えられているか
    3. 採光・通風計画が考えられているか
    4. 窓の種類や大きさ、位置は適当ではないか
    5. 生活動線の配慮がされているか
    6. 収納は適材適所に配置されているか
  2. 2. 注文住宅で失敗しない為のポイント【行動編】
    1. 家具・家電のサイズ感を確認しているか
    2. リアルサイズの建物を見学する
    3. 手段が目的になっていないか
  3. 3. 注文住宅で失敗しない為のポイント【資金計画編】
    1. 坪単価に騙されていないか
    2. インテリア、外構などの予算取りの根拠を確認しているか
    3. 無理のない資金計画か
  4. 4. 資金計画で失敗しない為のポイント【スケジュール編】
    1. 打合せ期間は十分確保されているか
  5. 5. 注文住宅で失敗しない為のポイント【営業マン編】
    1. 優秀な営業マンを見極める
    2. 営業マンの変更を希望する
  6. 6. まとめ

1. 注文住宅で失敗しない為のポイント【間取り編】

土地の特性を活かした間取りになっているか

同じ土地は世界に二つと存在しません。それにも関わらず建売住宅のプランをそのまま当てはめたような間取りになっていませんか?

例えば隣地から丸見えの位置に大きな窓があったり、日当たりが悪いのに間取りが工夫されていないなどです。

他にも道路付けや高低差、土地の形状などによって提案する間取りは変わってきます。

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疑問があれば設計士にどのようなコンセプトで間取りを作成したか聞いてみるといいでしょう。

 間取り・外観・外構がセットで考えられているか

営業マンから「まずは間取りを固めてから外観を決めましょう」や「外構は予算取りしておくので後で打ち合わせしましょう」と言う言葉が出てきたら要注意です。

なぜなら間取りが決まると外観がほぼ決まり、後から変更がしにくい為です

外観を構成する要素に建物の形と屋根形状、窓が大部分を占めている為、後から外観だけを無理に変えようとすると不自然な印象になりがちです。

また外構の打ち合わせをしておかないと、後から予算が足りなくなる可能性があります

たとえば道路からの視線を植栽で隠す予定を、契約後に目隠しフェンスに変えると数十万円のコストアップになります。

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打ち合わせの際は間取りだけではなく外観や外構も必ずセットで提案してもらうようにしましょう。

 採光・通風計画が考えられているか

最近は住宅や設備の性能が上がっている為、どこの住宅メーカーも暖かくて涼しい家を訴求しています。

しかし性能や設備に頼らずとも、窓から自然の光や風をうまく取り入れて暖かく・涼しい家にすることは住宅の基本設計です

後から窓を増やしたり、位置を変えたりすることは簡単にできないので、採光や通風をどのように計画しているか確認しましょう。

 窓の種類や大きさ、位置は適当ではないか

リビング窓の画像

窓は見たい風景を切り取ったり、光や風を感じたり、外観を構成する重要な役割を持っています。

リビングに大開口の窓を設けたいと憧れる方は多いと思いますが、開口が大きい程外気の影響を受けやすいことをご存知ですか?

いくら高機密・高断熱の建物だとしても開口が大き過ぎてはあまり意味がなくなってしまいます。

また、隣地から丸見えの位置に開口の大きい窓を設けると結局カーテンを開けられず本末転倒です。場合によっては窓を減らしたり、高窓にした方が壁面を有効利用できるメリットもあります

他にも窓は外観を構成する要素にもなるので、引き違い窓ばかりにするとありきたりな外観になるので注意しましょう。

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窓については意外と盲点になりがちなので、外観の構成や生活スタイルをイメージしながら決めると良いです。

生活動線の配慮がされているか

  • トイレが居室から見える位置、または音が気になる位置にある
  • TVの前を通らないと和室に行けない
  • リビングドアを開けた時ソファーが背中を向いた位置にある
  • 冷蔵庫がキッチンの奥に配置されている

 

上記は生活動線の失敗例で、図面を見ているだけでは意外と気づかない事も多いです。

このような場合、センスのない営業マンが間取りを書いている可能性があります。

対策としては打ち合わせの前段階で、経験値の高い設計士に間取りを書いてもらうように要望を伝えることです。

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後から設計士を変更することもできますが、気まずい思いをすることになるので最初から主張しましょう。

動線や間取りについては以下の記事で詳しく解説しているのであわせてご覧下さい。

収納は適材適所に配置されているか

収納が足りなかったという声はオーナーアンケートでよく目にする項目です。想像以上に物が増えてしまったという理由もありますが、一番は予算や敷地の関係上、収納よりも部屋の広さを優先したことによります。

結果的に収納家具を置いてしまっては部屋も狭くなりますし、見栄えもすっきりしないので本末転倒です。

それであれば将来物が増えることを想定し、部屋の広さより収納を優先しても良いのではないでしょうか

また納戸を設けたいと要望する方は多いですが、奥行きの深い収納は使い勝手が悪いのをご存知でしょうか?理由は入口と中央は通り道となるので、結局は壁面にしか収納ができない為です。

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収納の奥行きはなくても、数を増やした方が効率は良いです。

下記は特にあると便利な収納の例です。

  • パントリー収納
  • タオルや下着をしまえる洗面収納
  • 小物などをしまえるリビング収納
  • 季節物の服や布団などをしまえるファミリー収納
  • コードレス掃除機をしまえる収納(内部にコンセント付き)

 

要するに用途を決めて小分けにした収納を適材適所に配置することが重要だということです。

2. 注文住宅で失敗しない為のポイント【行動編】

行動のイメージ画像

 家具・家電のサイズ感を確認しているか

提案された間取りにソファーやダイニングテーブル、テレビなどは落とし込んでありますか?落とし込んであった場合、サイズ感をしっかり把握していますか?

今使っている物をそのまま使う場合でも、将来買い替える事を前提に少し大きめのものを想定しておいた方が間違いないです

  • 子供は大きくなるので、ダイニングテーブルの長さは1800mmを想定しておく
  • ソファーはI型かL型か、またはシングルを置くかどうかを決めておく
  • 大型テレビを配置できる十分な壁面はあるか確認しておく

 

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もし新居で使用する家具家電のサイズがわかっていれば、設計士に伝えておくのがベストです。

リアルサイズの建物を見学する

お客様から「どこのモデルハウスも素敵過ぎて逆に分からない」と言われたここが何度かあります。各社莫大なコストをかけて、魅力あるモデルハウスに仕上げているので当然と言えば当然です。

そんな方におすすめなのは住宅メーカーのリアルサイズの建物を見学することです。

リアルサイズの建物は、限りある予算の中で間取りを工夫したり、おしゃれに見せるポイントを作っています。だからこそ住宅メーカーの設計力やインテリアの本当の実力が分かります。

実際住宅メーカーの中には、モデルハウスは素敵でもリアルサイズは建売と間違えてしまうような注文住宅があったりします。

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お住まい見学会や完成見学会などのイベントで見学できるので、興味を持った住宅メーカーのホームページなどをチェックしてみましょう。

手段が目的になっていないか

抽象的なタイトルなのでわかりやすく解説します。

たとえば、洗濯物を干す場所としてバルコニーが間取りの要望としてあったとします。しかし、1階から重い洗濯物を持って毎日2階まで登れますか?

また、春は花粉が多く、梅雨はカビが繁殖しやすく、夏は傷みやすく、冬は乾きづらいデメリットがありますが本当にバルコニーで干しますか?

雨が降った時のことも想定し、洗面室に物干しスペースを設けたり、浴室乾燥機を装備した方が家事の時短になりませんか?

ここまででその通りだと思った方は手段が目的になってしまっている可能性が高いです。

つまりバルコニーを設置することが目的になってしまい、洗濯物を乾かすという本当の目的から脱線してしまっているのです。

バルコニーはあくまで洗濯物を乾かす手段でしかないのです。

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なんとなくの常識や先入観に囚われていると手段が目的になってしまうため、後悔する可能性が高いので注意が必要です。

 

3. 注文住宅で失敗しない為のポイント【資金計画編】

坪単価に騙されていないか

坪単価とは建物本体工事を坪数で割った単価のことを言います。たとえば、建物本体工事費2,800万円・建坪40坪の場合、坪単価は70万円となります。

モデルハウスを見学する方から「〇〇会社さんの坪単価はいくらですか?」と高い確率で質問をされます。

実はこの質問、あまりおすすめしません。

理由は利益が通常より上乗せされた高い坪単価で契約することになる可能性がある為です

詳しくは下記の記事で解説しています。

住宅メーカーに坪単価の質問は数百万円の損!【元住宅営業マンが理由と損しない方法5選を解説】

インテリア、外構などの予算取りの根拠を確認しているか

照明・カーテンなどのインテリアや外構などは、予算取りと言うざっくりした金額で資金計画に組み込まれる場合があります。

理由は契約するかまだわからないお客様に詳細の打ち合わせをする時間や経費を割くことができない為です。

しかし、予算取りの金額が最低限しか入っていなかったり、そもそも内容が盛り込まれていない場合があるので要注意です

たとえばLEDのダウンライトや間接照明にしたいと考えていたのに、普通のシーリングライトしか入っていなかったみたいなケースです。

予算取りが少ない理由は総額の予算内におさめる為に営業マンが金額を調整しているからです。

詳細打ち合わせが始まると最終的に予算オーバーとなり理想の注文住宅は失敗に終わります。

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予算取りは仕方ない部分もありますが、契約後の誤差を極力少なくするためには、要望を伝えて根拠となるプランや見積もりを提示してもらうことです。

無理のない資金計画か

幸せな注文住宅ライフを叶える為に予算をオーバーして、支払いに追われて不幸になっては本末転倒です。

住宅は買って終わりではなくメンテナンス費用や税金もかかります。しかもローンで支払う為、数千万円の買い物をしている実感が湧きづらいです。

ローンの支払いで後悔しないように将来の収入と支出を一度冷静に考えてみて下さい

信頼できるファイナンシャルプランナーに相談するのもアリです。

ちなみに住宅メーカーから紹介されたファイナンシャルプランナーに相談することは避けた方がいいです。

結局は裏で繋がっていて資金計画を安心させるためのポーズでしかないからです。

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住宅メーカー側に不利になることを言うファイナンシャルプランナーをわざわざ紹介するわけないですからね。

 

注文住宅の予算の決め方は?【月々の返済額から逆算して無理のない借入額にする】

4. 資金計画で失敗しない為のポイント【スケジュール編】

打合せ期間は十分確保されているか

注文住宅は決める内容が非常に多いです。毎週一回、2〜3時間は当たり前で、タフな方だと5時間以上打ち合わせをする場合もあります。

それにもかかかわらず、打ち合わせの期間が1ヶ月しかない場合や打ち合わせの回数が3回までと決められている場合は極端に短いと思った方が良いです。

打ち合わせ期間が長ければ良いと言うわけではないですが、契約してから着工するまで3ヶ月は最低欲しいところです

しかし、スケジュールは住宅会社の都合で決めれる場合がほとんでです。

また他のお客様がキャンセルになって穴埋めをしなければいけない場合など、値引きを条件に短いスケジュールを提示される場合があります。

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確かに値引きは魅力的に見えるかもしれませんが、営業マンも契約が欲しいという心理を理解して交渉することが大切です。

 

注文住宅の流れや完成までの期間は?【注意したいポイントをわかりやすく解説】

5. 注文住宅で失敗しない為のポイント【営業マン編】

優秀な営業マンを見極める

注文住宅の良し悪しは営業マンによって決まると言っても過言ではありません。しかし、お客様が営業マンを選ぶことはできません。

基本的にはモデルハウスで最初に接客をしてもらった営業マンが担当になります

万が一イマイチな営業マンに当たってしまった場合はストレスを抱えながら家づくりを進めることになりかねません。

清潔感がないなどは論外ですが優秀かイマイチな営業マンかは見た目ではほとんど分かりません。

営業スタイルに正解はないので一概には言えませんが、下記のような特徴の人は優秀な営業マンの可能性が高いです。

  • ガツガツしていなく言動に余裕がある
  • 専門用語を使わず例え話などを用いて説明がわかりやすい
  • 手帳に予定がびっしり書いてあり忙しそう

 

冒頭でお客様が営業マンを選ぶことはできないと言いましたが、優秀な営業マンに当たる確率を上げられる方法はあります

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それはモデルハウスで簡単に記名をしないことです。

モデルハウスに来場すると最初に記名を求められますがグッとこらえて「見学して気に入ったら記名させて頂いても良いですか?」と答えましょう。

見学を断られるケースもあるかもしれませんが、OKな場合は営業マンの本気度も上がりますので、話を聞いてみてこの営業マンになら任せても大丈夫そうだと思ったら記名をするようにしましょう。

営業マンの変更を希望する

営業マンに問題があり、家づくりに大きなストレスを感じるようであれば営業マンの変更を希望するべきです。

営業マンに気を使って自分たちの注文住宅を失敗したくないですよね。

できるだけ早い段階で変更を希望する方が後々大きなトラブルに発展する前に解決できるので住宅会社にとってもメリットがあります。

担当の営業マンに口で直接伝えるのは勇気が必要ですので、メールかもしくは営業マンの上司に伝える方法が良いと思います。

ただしなんとなく相性が合わないと言うような抽象的な言葉ではなく、変更を希望するに値する具体的な要因を伝えるようにしましょう

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営業マンを一方的に悪く言うとクレーマー気質のお客さんだと思われてしまいますので、大人の気づかいを忘れないことも大切です。

6. まとめ

以上、注文住宅で失敗しない為のポイント解説させて頂きました。

15のポイントを知っているか知らないかで、注文住宅のクオリティが大きく変わってきます。

また営業トークに乗せられて、損してしまうことを防ぐことができます。

このブログを読んで頂き、注文住宅で失敗する方が少しでもいなくなれば嬉しく思います。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

 

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