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土地を購入して新築を建てたいと思っている方は、定期的にインターネットで土地情報検索して、なんとなく良さそうな土地があれば検討しようと考えていると思います。
しかし、実際いい物件が見つかっても検討する時間も少なく、そもそも何を検討すれば良いか分からず、他の人に先を超された経験がある方もいるのではないでしょうか。
土地選びはタイミングと決断が重要ですが、土地探しの段階でしっかりと準備をしておかないと、その機会を掴むことは難しいです。
1. 土地探しを成功させるコツ5選
1-1. 相場を知る
まずは希望するエリアの相場を把握しておきましょう。理由はそもそも相場がわからないとその土地が高いのか安いのかが分からないからです。
土地の相場はよく坪単価で表すことが多いので、日頃から物件情報を見る際は販売価格を坪数で割った坪単価を意識しておくと良いでしょう。
また過去に近隣で取引された実税価格などを知りたい方は、下記の記事で調べ方を詳しく解説していますので是非参考にしてみて下さい。
土地相場はどうやって調べるの?【4つの方法をわかりやすく解説】
1-2. 優先順位を決めておく
理想の条件を全て満たす土地が見つかる可能性は、ほぼないと言っても過言ではないです。仮にあったとしても高額で手が届かなかったり、人気ですぐに売れてしまうことでしょう。
そのため土地に求める条件に優先順位をつけておくことが大切です。たとえば車移動がメインなので周辺環境は重視せず、田舎で良いからまずは価格の安さと次に土地の広さを優先するといったイメージです。
もちろん一緒に住む家族の意見も取り入れて決めた方が後々揉めることも少ないでしょう。
1-3. 土地を知る
土地には用途地域や都市計画法で様々なルールが定めれれていて、建築できる建物の面積や高さの上限、仕様の制限などが決められています。
たとえば都市計画法でそのエリアが防火地域や準防火地域に定められていると、建物の仕様を耐火建築や準耐火建築にしなければならず建築コストが高くなります。
法令や数字を覚える必要はありませんが、土地には目に見えないリスクが潜んでいる場合があるので、様々な視点からチェックすることが大切です。
下記の記事で重要なポイントをまとめていますので、検討している土地が該当していないかチェックしてみましょう。
失敗しない土地選びのポイント20選【不動産のプロはここをチェックしています】
1-4. 同時に住宅メーカーも検討する
土地探しを始めたら、あわせて住宅メーカーも検討することをおすすめします。理由は土地を買う目的は基本的に家を建てることなので、土地建物トータルの費用が分からないと検討のしようがないからです。
そのため、モデルハウスを見学したり、会社ホームページなどを見て気に入った住宅メーカー数社に見積もり依頼をしておくと良いでしょう。この土地の条件でこの間取りプランならいいくら位といった資金計画書をすぐに作ってもらうことができます。
建築コストは土地の条件によっても異なるため参考程度にしかなりませんが、住宅メーカー同士を比較をしたり、特徴を聞いたり、または営業マンの相性を確認できるので得られる情報は多いです。
そしていざ良い土地が見つかった時にすぐ依頼できる状態にしておくとスムーズに検討することができます。
1-5. 資金計画を立てる
土地と建物の費用をセットで検討し、資金計画を必ず把握しておきましょう。
仮に土地を契約してから住宅メーカー選びを開始すると、後から予想外の土地にかかる費用が発覚した場合、建物の予算を縮小するしかありません。たとえば地盤改良工事や外構工事、水道の引き込み工事などは数十万から百万円を超える金額になるので要注意です。
そのため前向きに検討している土地があれば、住宅メーカーに依頼して建物にかかる費用を見積もりしておくことをおすすめします。
また多くの方は住宅ローンを組むと思いますので、借入額や返済期間に応じた返済シミュレーションをして予算を決めておくことも重要です。
予算の決め方がわからないと悩んでいる方はこちらの記事がおすすめです。
注文住宅の予算の決め方は?【月々の返済額から逆算して無理のない借入額にする】
2. 土地の探し方
2-1. インターネットで探す
一番簡単ですぐに探せる方法がインターネットです。スーモなどの不動産情報サイトや不動産会社のホームページで確認することができます。
ただし、気になる物件が見つかったとしても、最終的な判断は必ず現地を見てから決めるようにしましょう。
2-2. 不動産会社・住宅メーカーに依頼する
ある程度の営業を受けるので心理的なハードルは少し上がりますが、タイミングが良ければ公開前の情報などを入手できる可能性があります。良い物件情報が出れば、リアルタイムで教えてもらうこともできます。
また住宅メーカーは土地を仕入れて、建築条件付き宅地として建物とセットで販売することも多いので、気になる住宅メーカーが決まっている方におすすめです。土地と建物をトータルで検討できる点もメリットです。
建築条件付き土地を選ぶ際の注意点【不動産会社に依頼すると損します!】
2-3. 自分の足で調べる
売りに出ていない気になる土地がピンポイントである場合は、直接営業をかける方法もありです。ただし、相場感や不動産の知識がある程度あることが前提条件となります。
突然来て土地を売ってくれませんか?と言われてYESと答えてくれる地主は少ないので、金額の提案や交渉など含めプロの不動産屋に任せた方が安心でしょう。
メリットはライバルがいないことで、デメリットは交渉の難易度が高いことです。
3. どんな土地がおすすめか?
結論、新しい分譲地がおすすめです。理由は水道や電気などの設備が整っていて、境界や擁壁などもしっかり整備されているからです。住宅メーカーや不動産会社が自ら売主となっている分譲地は仲介手数料もかからないため金銭的にもお得な場合が多いです。
ただし無作為に作られた分譲地ではなく、計画的な街並みを作るために開発された分譲地のことを指します。
それ以外に良い土地もありますが、価格や条件などによっても異なるので一言で表すことは難しいです。
もし検討している土地や住宅メーカーのことで下記のような悩みをお持ちの方は当社までご連絡ください。
4. 土地・住宅メーカー選びで悩んでいる方
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不動産会社と住宅会社で14年以上の営業経験のあるスタッフが中立的な立場で無料ご相談承ります。
追伸:1ヶ月3組限定でご案内しているため、予約状況によっては時間がかかってしまう場合があります。
5. まとめ
以上、土地探しを成功させるコツについて詳しく解説させて頂きました。
いざ良い土地が見つかった時に何を検討すれば良いのかわからず、タイミングを逃してしまわないためにも解説した5つのポイントをしっかりと準備しておくことが大切です。
この記事を読んで頂いた方のお役に立少しでもなっていたら幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。